30代後半で初めて転職した際に不安だったこと

  1. 転職

インドネシアで働く前は、新卒で入った会社で約10年ほど働いていました(転籍経験あり)。

それ以前までまともに転職活動などしたこともなく、同じ会社でひたすら頑張って仕事をしていました。また別の機会に書きたいと思いますが、初めての転職(及び転職を決意すること)って緊張しますよね?

2回目以降はそんな緊張もなくなりますが、何事も初めての経験というのは緊張します。特に、仕事を変えるような人生の一大イベントだとなおさらかと。

そういう事情背景もあり、インドネシアで仕事をすると決めた時には少なからず不安があったのも正直なところです。

1番目に不安だったこと:語学力

自分の英語力を伝える際に、TOEICやTOEFLなど何かしら数字で測れる指標があった方が伝わりやすいと思うのですが、自分はこれらのテストを一度も受けたことがありません。

厳密には高校の時(20年以上前)に受けたかもしれないですが全く覚えてないです。

とりあえず、大卒後に社会人になってから、インドネシアに渡るまでは一度も英語を使って仕事をしたことがありませんでした。会話はもちろん、Emailなどでのやり取りも同様です。そういったこともあり、インドネシアで働くのがやや不安でした。

ただ、

の冒頭でも書いた通り、インドネシア人も母語が英語なわけではないので、意外とみんな英語が下手。よって、大学受験の英語の勉強をし直して、ミーティングではパワポを多用して説明していたら、あとは慣れの問題で仕事は何とかなりました。

ただ、英語は今でもずっと勉強しています。勉強すればするほど、英語で説明できる幅と深さが向上していくのが分かるので。あと、インドネシア語もですね笑。

2018年10月現在、英語の勉強を一切止めました。その時間を全てインドネシア語の勉強に注いでいます。理由は、インドネシアに永住してビジネスをやっていくのであれば、英語よりも明らかにインドネシア語を習得した方が役に立つからです。英語は日系企業で現地採用社員として働く上では必要かもしれませんが、自分がインドネシア人にまじってローカルのビジネスをする上では不要です。

2番目に不安だったこと:人間関係

インドネシアに限った話ではないのですが、そもそも職場を変えると上司・先輩・同僚・後輩の全てが変わりますよね。

前職では人間関係が非常に良好な職場で、毎日働いていて本当に働きやすい職場でした。業務量はちょっと常軌を逸した量をこなしていましたが笑。それでも簡単に仕事を辞めなかったのは、ひとえに良好な人間関係があったからだと言えます。

今回は単純に職場が変わるだけではなく、国まで変わるので余計に緊張しましたね。

ただ、こちらもフタを開けてみたら何の問題もありませんでした。ジャカルタのオフィスで働くインドネシア人は大体どの人も人間的には仲良くなれる人ばかりでした。

  • 人懐っこくて気さくに話し掛けてくれる。
  • 明るくて笑顔とおしゃべりが絶えない。
  • 何事も楽観的で思い詰めたりしない。
  • めったなことでは怒らない。

などなど。人として接していく分には全く問題なく、ほぼ全くストレスがない環境で仕事ができたのは幸運でした。

ジャカルタのオフィスで働くインドネシア人だけではなく、ジャカルタの街中で見かける人も大体そんな感じです。インドネシアの国民性かもしれませんね。

3番目に不安だったこと:治安

多くの日本人が日々生活をしていて自然と手に入るインドネシアの情報は、極めて限られていると思います。

インドネシア=バリ
or
インドネシア=たまにテロ

というのが、典型的なインドネシアのイメージではないでしょうか。かく言う私も、インドネシアのことはほとんど何も分かっていませんでした。

ざっくり下記のような国ですが。

「インドネシアのことを大して理解してないのに、よく会社辞めて、インドネシアに飛び込もうと思ったよね!」

とはよく言われます。けど、

「仕事を辞めるのは人生の一大イベントだし、まして海外に移住して働くなんて大変だけど、それでも成長真っ盛りの東南アジアの国で働くって楽しそうじゃない?」

と楽観的に考えていました。

とは言え、インドネシアはイスラム教徒が多くて、たまにテロが起きている国という、本当に失礼なイメージしか持っていませんでした。ところが、テロも年中起きているわけではなく、よく調べてみると、

  • 2002年:バリ島、202名死亡(内日本人は2名)
  • 2003年:ジャカルタ、12名死亡
  • 2004年:ジャカルタ、9名死亡
  • 2005年:バリ、23名死亡(内日本人は1名)
  • 2009年:ジャカルタ、11名死亡
  • 2016年:ジャカルタ、4名死亡
  • 2018年:スラバヤ、13名死亡(連続テロ)

というところです。まぁ、日本のニュースになっていないところで、インドネシアのニュースで警察とテロリスト予備軍との銃撃戦をたまに見かけますが。

当たり前と言えば当たり前ですが、日本で暮らしていてテロに遭遇する確率よりはもちろん高いです。ただ、中東やアフリカでテロに遭遇する確率よりは断然低いです。

この数字をどう捉えるかは個人次第ですが、私は「日本で交通事故で死ぬ確率よりは低い」ので、テロにあったら仕方がないと受け入れています。

ジャカルタでのテロが多いですが、普通に暮らしていてテロの脅威を感じることは正直全くありません。それよりも、治安が悪い地域に夜中に一人で出掛ける方がよほど危ないです。こういう行為さえしなければ、安心して暮らせる街だと言えます。

スキルはあまり不安ではなかった

語学面での不安はあったものの、スキル面での不安はありませんでした。地道にコツコツと日本で会社員頑張ってたからですね。

積み上げた自分の努力は何よりも自信になります。

最近は新卒でフリーランスになる人も多いですが、まずは企業に勤めて仕事をすることをおすすめしています。理由は、様々な業務を経験してスキルを高められる可能性があるからです。フリーランスだと、どうしても仕事が偏る可能性があります。もちろん、うまく仕事を受注できる人は別ですが。

日本のWEB広告代理店で10年間マーケターとして濃い時間を過ごしてきたことは、どこに転職してもやっていけるという自信を築く上では十分な時間でした。

「こう書くとかっこいいんですけどね。実態は本当にガムシャラにタスクこなして突っ走ってきただけでした。でも、頑張り続けるって大事ですよね。」

実際インドネシアのWEBの会社で働いてみても、自分より知識がある人は社内には一人もいませんでした。そうした知識面でのアドバンテージは、仕事をしていく上でとても効果的に働きました。

海外生活そのものも気にはならなかった

海外で生活すること自体には、ほとんど不安を感じていませんでした。おそらく、食に対するこだわりがほとんど無かったからだと思います。後は、駐在員として派遣されたわけではないので、駄目だったら他の国で再挑戦すればいいと思っていたのも大きいです。

インドネシアで暮らしていると、「インドネシア料理やお店の汚さがダメ」みたいな人を見かけますが、私はインドネシア料理も普通においしく食べています。「辛くしないで」と注文をつけて笑。

屋台で食べると1食150円や200円程度でお腹いっぱい食べることができます。安いは安いんですが、使ってる油とか食器を見ると、体に悪そうな感じがプンプンします。なので、健康を保つためにも自炊は必須ですね。

私の場合一人暮らしだった時は一切自炊をしなかったですが(面倒だったので)、インドネシア人の奥さんと一緒に暮らすようになってからは健康的なご飯を作ってもらっています。ありがたし。

インドネシアは初めての海外転職先としてはおすすめ

いろいろと不安を語りましたが、それでも初めて海外転職するなら、インドネシアはおすすめの国です。上記で説明した通り、不安というほど不安要素がないからです。

また、インドネシアは今後ますます国として魅力度が高まるだろうと考えています。すでに多くの日系メーカーが進出していますが、WEBマーケターはまだまだ少ないのが現状です。チャンスですね。

すでに競争が激しいところで頑張るよりも、競争が少ないところで頑張った方が効率的に成果を出せるのはご存知の通りです。これから5年、10年と踏ん張ってみて、どれだけ大きな成果に育つか今から楽しみです。

日本で10年、インドネシアでは2年、WEBマーケターとして働き、現在はPT.MDKの取締役としてジャカルタで仕事をしています。また、海外からフルリモートワークという形で、日本企業のWEBメディアの運営サポートや、リスティング広告の運用なども行い、複業しながら海外で仕事を楽しんでいます。奥さんはインドネシア人で、私もイスラム教に改宗。

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