海外で仕事をするようになっても人間関係の悩みは続く

  1. 転職

「もう日本で働くの無理だ!労働時間は長いし、タスクは無限に降ってくるし、人生が仕事だらけでまじでしんどい。上司との人間関係もうまくいかないし。」

と言って日本を飛び出してインドネシアまで来たのが約2年半前のことです。当日は本当にしんどかったんですよね、仕事が多すぎて。上司と全くかみ合わなすぎて。視野も狭くなっていて、この状況を打破するには日本ではなく海外転職だと真剣に悩んでいました。

その流れでインドネシアに来て大概の仕事の悩みは解決されましたが、組織で働く以上変わらない悩みもありました。上司とチームメンバーの存在ですね。当たり前と言えば当たり前なんですが。

2018年10月時点ではすでに現地採用社員も辞めて、海外フリーランスとして自由にのんびり仕事をしています。本当に今はネガティブな悩みは何もないです。

日本で働いている人の多くは、人間関係に何度も悩まされたことがあるはずです。それは海外転職しても同じですよと。ただ、悩む内容と頻度は変わってきますが。

上司との人間関係で悩む

ホラクラシー経営

自分が起業して社長にならない限りは、どこで仕事をしていても多くの場合は上司はいます。

「多くの場合は」と書いたのは、昨今は役職なし、上司なし、管理なしのホラクラシー経営も一部流行っているようなので、必ずとは言い切れないためです。

ただ、インドネシアに進出している日系企業であれば、ほぼ100%この形態を取っている企業は無いでしょう(あったらごめんなさい)。

こういったホラクラシー経営はバランスを両立させるのが非常に難しいと思うんですが、自立した大人の組織といった感じで、とても憧れます。

現地採用社員として仕事する際の上司のパターン

海外転職した企業の規模と自分のポジションにもよると思うのですが、

日系企業に現地採用社員として海外転職した場合

は以下の2パターンのいずれかになると思います。

  • 日本人駐在員が上司になるケース。
  • インドネシア人が上司になるケース(稀)。

欧米人が上司になる人もいるとは思いますが、日系企業への現地採用であればこの2パターンが大半かと。その中でも、マネージャーとして採用された現地採用社員の多くは、日本人駐在員が上司になって仕事をするケースが多いのかなと思います。

私の場合は上司が大手総合商社出身の方だったので、上司としてコミュニケーションを取る上では何の不満も不自由もありませんでした。こういう人材がゴロゴロいるという意味で、大手総合商社の採用力の強さを垣間見た気がします。

ポンコツ上司の対処法

逆に、「上司がポンコツでどーしょもねー!」というケースもあると思います。上司がポンコツってそもそもおかしくて人事どうなってんの?って話なのですが、人の巡り合わせなので防ぎようがないです。

ただ、海外転職で現地採用社員として働く場合、入社前の面談は大概現地支社の自分の上司になるであろう人が面談するはずです。そもそも少ないですからね、現地採用社員としてインドネシアで働きたいなんて日本人は。

その面談の段階で可能な限り見極めるのと、内定を承諾する前に一度会いに行った方がいいと思います。私も会いに行きました。直接会って、話して、できれば飲みに行ったりすると尚良いです。

そこまでやっても気付けず、転職後にポンコツ上司だと判明したらもうしょうがないです。ゴリゴリ戦うか、帰任のタイミングを待つか、更に転職するかですね。

同僚との人間関係で悩む

上司もそうですが、入社したら当然どこかのチームに所属するので、チームメンバーと一緒に働くことになります。尚且つ、そのメンバーの大半はインドネシア人です。

インドネシア人と働いていて感じるストレスの多くは、日本人と比較した際の仕事の進め方の違いになると思います。

  • タスク管理が適当:日本で企業に新卒入社すると、とにかくタスクをメモれと教わる人は多いのではないでしょうか。メモらないと、管理ができないので。でも、メモらないインドネシア人は多いです。あと、メモっても管理できない。
  • 報連相がほとんどない:「できます」「大丈夫です」が非常に多いんですが、実はまったくできないというやつです。見栄を張っているのとも何か違う気がしていて、強烈に楽観的なんですよね。
  • 納期は死守しない:上記2つと関連するんですが、その結果により納期が守られません。

この3つはマネジメント次第では?と感じる人もいると思います。そこは否定しないんですが、そうなると、もう徹底的に降りていってタスクを見てあげないとダメなんですよね。とても時間が取られます。

でも、やるべきだと思ってます。ここをきちんとやらない人が、飲み会の席で

「いやぁ、インドネシア人って基本仕事できないよねー。期限守らないし。報連相がちゃんとできないんだよねー。」

「わかるー。あいつら基本的に仕事の基礎がなってないんだよね。この前もさー。」

という会話は「自分は無能なマネージャーで、人を育てる力量がありません。ガハハハハ。」と言ってるのと同じなので、控えた方がいいんじゃないかなと個人的には思います。

本社人事で悩む

現地採用でインドネシアに転職したと言っても、その企業が日系企業の場合は当然ながら本社が日本にあります。すると、必然的にコミュニケーションが発生します。

私の場合は自分から申告したこともあり、本社(日本)と子会社(インドネシア)間での定例ミーティングには参加していませんでした。なので、厳密にはそこでのストレスはありませんでした。説明が難しいですが、そこに割くもろもろの時間を考慮したら、運営メディアと向き合っていた方が良いなと思い。

そもそも私が現地採用社員として勤めていた会社は、本社と子会社間のコミュニケーションが良好だったので、そういったストレスもなさげでした。

ただ、一般的な駐在員の方同士での飲み会の席で冗談のように使われている言葉として、「OKY=おまえが 来て やってみろ!」という言葉もあったりするので、本社と支社間の悩みは決して小さくはないのかなと思います。

現地採用社員はそうした本社の意向や人間関係に巻き込まれにくいとは言うものの、絶対ではないですね。こればかりは日本本社の方針によってどうしようもないところではあります。

現地採用で海外転職しても人間関係は続く

いろいろと書きましたが、要するにどこにいっても人間関係は続くわけです。

個人的には、日本で働いていた時と比べると、インドネシアで働く方が仕事のストレスは小さいと感じています。が、それもその人が置かれる状況によってだいぶ異なってくるのでしょう。

尚、これは特定の企業に所属しないフリーランスになっても同じです。結局は食べていくためにどこかから仕事をもらわないといけないわけで、そこでの人間関係が必然的に発生します。

ただ、その人間関係を自由に選べるのが、フリーランスの良いところなのは補足しておきます。好きな人とだけ仕事ができるフリーランスの特権ですね。それだけでも、この道を選ぶだけの価値がある気がします。

日本で10年、インドネシアでは2年、WEBマーケターとして働き、現在はPT.MDKの取締役としてジャカルタで仕事をしています。また、海外からフルリモートワークという形で、日本企業のWEBメディアの運営サポートや、リスティング広告の運用なども行い、複業しながら海外で仕事を楽しんでいます。奥さんはインドネシア人で、私もイスラム教に改宗。

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