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現地採用

現地採用社員が仕事で悩んではいけないこと

現地採用社員として変えられること

お金と福利厚生です笑。

現地採用社員は給与がその国のローカルスタッフの給与体系に組み込まれるので、基本的にあまり高くないんですよね。給与が低い人だと月給15万くらいで、高くても30万ちょっとなので

海外で仕事をすると給与はいくらになるのか
海外で仕事をすると給与はいくらになるのか海外で仕事をした場合の給与は、その人が大きく海外駐在員なのか、現地採用社員なのか、海外フリーランスなのかで異なってきます。もちろん、その中で更に大手企業なのか、中小ベンチャー企業なのかでまた給与の額(福利厚生含む)がガラリと変わってきますが。私は海外駐在員ではなく、現地採用社員として働いていたので、その時の話を中心にお伝えしたいと思います。...

「東南アジアであれば物価が安いからいいや」という人もいるんですが、個人的には嫌でした。現地採用社員と駐在員では福利厚生面でも天と地ほどの差がありますしね。

ただ、この給与と福利厚生は法律みたいなものなので、悩んでもしょうがないんですよね。絶対に変わらないので。変わらないことに悩んでいても時間の無駄です。

それだったら、「自分の力で変えられることに集中しよう」というお話です。

明確に存在する3つの雇用形態間の壁

インドネシアに限らず、海外の日系企業には大きく3つの雇用形態があります。それは、役職や職務内容とはまた違ったものです。

  • 駐在員日本人
  • 現地採用日本人
  • ローカルスタッフ

この3つの階層の間には、努力や才能では越えることができない壁があります(そんなに大袈裟なものでもないですが笑)。「そういうものだからそう」「決まり事だからそう」といった、ゲームのルールに等しいような絶対的な壁です。

一番優遇されているのは駐在員日本人で、日本本社で働いているのと同じ待遇(給与、ボーナス、福利厚生)に加えて、家賃、運転手付き自動車、危険手当などなど、日本で働いている時よりも豊かになるケースがほとんどです。

現地採用社員も悪くはないんですけどね。「日本人だから」という理由だけで、インドネシア人従業員よりも高い給与設定になることがほとんどです。ただ、それ以外の福利厚生はインドネシア人従業員と同じなのと、給与も日本で働く水準から比較すると低いです。

一番最後のインドネシア人従業員はそのままですね。現地ローカル水準の給与が適用され、当然福利厚生も最低限の条件です。最低限の条件と書くとやや語弊がありますね。現地採用社員も大概同じ条件なので。また、同じ日系企業でも、どれだけ人材投資を本気で考えているかで条件は異なると思います。

公平性を追求するのは時間の無駄

海外転職に関わるどの記事を読んでも大体同じようなことが書いてあり、「いかに駐在員日本人が恵まれた環境にあるか」を嫉みや嫉妬の感情と共に説明されることが多いです。

ただ、多くの場合

現地採用日本人も同じ日本人なんだから、能力が高いのであれば駐在員日本人と同じ待遇にすべきだ

ということが書かれることはあっても、

インドネシア人従業員にも優秀な人はいるので、彼らも駐在員日本人と同じ待遇にすべき

と主張する人はあまりいません。

それが実現されると、海外に赴任したいという日本人がいなくなってしまいますからね。

あるいは極端に、駐在員日本人も現地採用日本人も、全てインドネシアの労働基準や価値観に合わせるべきだと主張する人は皆無でしょう。

いずれにしても、何をどう言ったところで駐在員日本人の待遇が人事制度としてガッチリ確立されている以上は変わることはないので、「もっと公平にすべきだ」「そうしないと優秀な人材が採用できない」と主張したり悩んでも時間の無駄だと強く感じます。

特に大手企業になればなるほど、規模が大きくなればなるほど、その恩恵を受けている人の数も増えていくので、それを根本から変えるというのは現実的ではないです。無理だとは言わないですが、長い長い時間がかかるでしょう。
※ そもそも「本当に変えるべきなのか」という論点もありますが。

上記のような現実の話と、将来の話は分けて考えるべきかなとは思います。優秀なインドネシア人にとって、日系企業は第一優先の就職先ではありません。日本国内においては、「優秀な人材の争奪戦」が叫ばれていますが、ここインドネシアの日系企業ではそんな雰囲気は感じません。

そのくせ、「インドネシア人は●●だ」と愚痴を言う人が多かったりするのですが、愚痴を言うヒマがあったら、どうやったら優秀な人材を採用できたり、育成できるかを考えが方が100倍有意義な時間になると思います。

大切なのは変えられることに集中すること

「変わらないこと」「変えるのに途方もない労力を費やすこと」に悩んで自らのエネルギーを注ぐくらいだったら、もっと投資対効果の高い「簡単に変えられそうなこと」「自分次第で変わること」にエネルギーを注ぎ込んだ方が有益です。

何より、後者に時間を使った方がポジティブな気持ちになれます。具体的な方向性も描きやすいし、方向性が決まればアクションプランも出せます。「やる」か「やらない」かの議論の方が気持ちがいいです。

逆に、変えれないことにいつまでも悩んでいると、本当に愚痴しか出てこなくなります。やる気が削がれて、思考と気持ちが負のスパイラルで落ちていきます。

現地採用社員として働く優先順位

わざわインドネシアまで海外転職をして、現地採用社員として働く人であれば、それなりに考えるところがあって意思決定をされた方が多いのかなと思います。それは多くの場合は「お金」や「福利厚生」ではないはずです。

例えば、

自由でストレス負荷が軽い人間関係

日本で働くことと比べると、自由さやストレスの低さは断然インドネシアでのビジネス生活の方が勝ります。労働時間の長さ、業務内容の複雑さ、粘着性の高いコミュニケーションなどなど、日本社会で働くことはやはりなかなか大変です。

インドネシアの辞書にはストレスという言葉がありません。あるんですけど笑、日本でビジネスの経験がある人からすれば、大した問題にはならないです。胃に穴があくことは皆無です。

ワークライフバランスの充実

インドネシアにある多くの日系企業では残業が少ないです。ほとんど無いと言っても構いません。インドネシア人従業員は定時にぴゅーっと帰るので、日本人が一人残っていてもやれる仕事に限りがあるます。

そもそも、現地採用社員として雇用されていれば、労働契約も当然ながらローカルスタッフと同じ内容になると思います。日本のように、夜22時や23時まで平然と働いているような環境にはなりえません。

そうは言っても、駐在員日本人は日によってはけっこう遅くまで働いている人もいます。やはりそこは本社との関係性もあるので、なかなか大変そうでした。

全てを手に入れたかったらフリーランスや起業

現地採用社員としての労働環境が好きだけど、もっと給与も稼ぎたいという気持ちが強いのであれば、私のようにフリーランスになるのが良いと思います。

厳密には日本人(外国人)がインドネシアで働くには労働ビザが必要です。なので、フリーランスにはなれず、どこかの企業にスポンサーになってもらい、労働ビザを発行してもらう必要があります。

よって、信頼できるインドネシア人と一緒に起業して、自分に労働ビザを発行することになります。そのインドネシア人とどういうパートナーシップを組むかは個人次第ですが、きちんと手順を踏んでいけば、インドネシアで比較的自由に働くことができます。

インドネシア国内に信頼できる人的ネットワークがあるなら、いきなり日本から起業を狙っても良いかもしれません。それが心配であれば、まずはどこかの企業に現地採用という形で入社して、少しずつ起業準備を進めるのも良いでしょう。

自分の人生なので、やはり切り拓いていく方が楽しいと思います。

ABOUT ME
インドネシアの複業家
インドネシアの複業家
日本で10年、インドネシアでは2年、WEBマーケターとして働き、現在はPT.MDKの取締役としてジャカルタで仕事をしています。また、海外からフルリモートワークという形で、日本企業のWEBメディアの運営サポートや、リスティング広告の運用なども行い、複業しながら海外で仕事を楽しんでいます。奥さんはインドネシア人で、私もイスラム教に改宗。お気軽にご連絡下さい。
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